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ウチの住職【温泉山一乘院第二十世】

ウチの住職、西泰仁(ニシタイニン)と申します。温泉山満明寺一乘院の第二十世です。

真言宗御室派・温泉山一乘院第十九世仁海の長男として、昭和45年6月18日に長崎県雲仙市南串山町に誕生しました。

地元の高校を卒業後、和歌山県にある高野山大学に進学、高野山山内にある龍泉院で一年間、寺生として生活していました。

高野山大学の4回生のときに、アメリカロサンゼルスにある高野山米国別院にて北米開教研修生として、一年間勉強をさせていただきました。

1992年、ロサンゼルスの暴動に巻き込まれて、初めて「死ぬかも」という経験をしました。

その後日本に帰り高野山大学を卒業、その後京都・佛教大学大学院に進学しました。

修士課程1年の1995年に阪神淡路大震災を体験し、またもや「もしかしてたら死んでたかも」という経験をしました。

修士課程修了後は、自坊に戻り、温泉山満明寺一乘院の法嗣として自坊の歴史の探求や檀務に精励しました。36歳にして縁あって金剛流御詠歌を始めました。

2016年、御詠歌の公演を福岡県サンパレスホールにて行いました。公演事務局として企画、運営、出演と当日まで頑張りました。なんとなく胸が痛かったのですが、我慢して御詠歌お唱えしました。公演が終わり、その日の夜中に一人で病院へ歩いて行き救急外来を受診したところ、心筋梗塞でした。また「これ、本当に死ぬかも」と思ってヨメに最後の電話をしました。でも午前2時に緊急手術をしてなんとか無事に生きていました。

「仏によって生かされていただいている」

身を以て感じたそうです。

そして、出逢った頃は特に気に留めないような人たちも、後から気づけば仏様の導きだったと気づくことが沢山ありました。人との出逢いは、その瞬間には意味が分からなくても、何年も何十年も経ってから「あの人との出逢いがあったから、今の自分がある」と気づくことがあるそうです。

そう思える経験をし、そして沢山の人たちと出会い、「縁とは」を身を以て感じることが多々あります。

だからこそ仏に生かされ、人との縁によって生かされていると感じることを胸に、一乘院第二十世として日々精進していくそうです。

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